タイムスリップ:明治・大正の文化施設を巡る建築紀行
皆さま、こんにちは!「JAPAN思い出BOX」へようこそ。
今回は、明治・大正時代に日本の文化を育み、学問の発展を支えた、博物館や美術館、その他文化施設などの古写真をまとめた動画をご紹介します。これらの建物は、当時の日本が、伝統を守りながら、いかにして新しい文化や学問を取り入れていったかを、建築という視点から雄弁に物語ってくれます。
学びの殿堂:国立博物館
動画で紹介されているのは、東京上野の東京国立博物館 です。本館や表慶館、法隆寺宝物館といった建物は、日本の歴史や美術を後世に伝えるための重要な拠点として、明治・大正時代に建てられました。特に、ドーム屋根を持つ表慶館は、当時の西洋建築の技術を駆使した、壮麗な建物でした。
日本の近代化を象徴する名建築
動画では、私たちがこれまでブログでご紹介してきた、日本の近代化を象徴する名建築が再び登場します。
- 鹿鳴館:その歴史が物語る華やかさと、どこか遠い異国のような雰囲気をまとっています。
- 迎賓館 赤坂離宮 :国賓をもてなす迎賓館として、最高の技術と芸術が注ぎ込まれた「夢の宮殿」です。※今回の動画には入っていません。
- 旧日本銀行本店 :日本の金融の中心として、国力を象徴する重厚な建物です。※今回の動画には入っていません。
- 東京駅 :辰野金吾が設計した壮麗な駅舎は、日本の鉄道の発展を物語っています。※今回の動画には入っていません。
- 聖徳記念絵画館:絵画館で知られている。国立競技場のとなりで神宮の森の象徴的な建物。
- 日本青年館:当時の建物は現存しません。現在は三代目になるようですが、当時も同じように若者達を熱狂させる感動的なライブパフォーマンスや心を揺さぶる演劇などがホールで行われていたことでしょう。
これらの建物が、文化施設や大学と並んで紹介されていることは、日本の近代化が、政治や経済だけでなく、文化や学術といった多岐にわたる分野で進められていたことを示しています。
この動画は、明治・大正時代に、日本の建築家や職人たちが、伝統を守りながら、新しい文化や技術をどのように取り入れていったかを、多角的な視点から見つめ直す、貴重な機会を与えてくれます。
「JAPAN思い出BOX」では、これからも、このような古写真や映像を通じて、皆さんと一緒に、古き良き日本の物語を紡いでいきたいと考えています。
